クリニックの人間関係って、大変?<ナースNavi>

なぜ人間関係が悪くなるの?原因を探ってみよう

1人で抱え込まないで!人間関係の悩みを解決するヒント

人間関係が悪くなる原因って?

人間関係が悪くなる原因って?

トラブルの多くは「人間関係」

「院長がワンマン過ぎてついていけない」「勤続年数が長く職場で強い影響力を持つ看護師に仕事を強要される」「家族経営のクリニックで院長の奥さんが口を出してくる」「看護師の人数が少ないのに合う人がいない」など、クリニックで起こるトラブルの大半は人間関係によるものです。
クリニックは人間関係の範囲が狭く、総合病院のように異動がないため、問題が深刻化してしまうのでしょう。

一緒に働く人の相性が大事

クリニックは規模が小さく働いている人数が少ないので、院長やスタッフとの相性がとても重要です。相性が悪ければストレスを感じてしまい、心身が疲弊してしまいますよ。
「私が我慢すればいいだけ」「クリニックは楽な職場だといわれているのに悩んでいるのは甘えなのかもしれない」と思っている人もいるかもしれませんが、我慢しながら働く必要はありません。今の職場との相性が悪いだけです。自分を責めないでくださいね。
それに、人間関係に苦労しているのはあなただけではありません。「クリニック」「看護師」「人間関係」をキーワードに設定してGoogleで検索すると、約358万件以上もヒットします。それだけ人間関係に悩んでいる看護師が多いんですね。

悪化する原因は?

人間関係が悪化する原因を考えてみましょう。本来であれば、看護師のようにチームワークが重要な仕事は、誰かがミスをしたら全員でフォローすべきなんですが、「何度注意されても同じミスをする」「ミスしたことを反省しない」「ミスを人のせいにする」といったことをするスタッフがいると、その人に対して不信感や怒りを感じる人が出てもおかしくありません。そうなるとギスギスした雰囲気になり、仕事がしにくくなりますね。
また、仕事に対する姿勢の違いも影響を与えます。これもミスと同じで、「指示を無視する」「無断欠勤が多い」「仕事が終わらなくても定時には絶対帰る」というようなスタッフが身近にいたら、ムッとしませんか?
そうそう、悪口や陰口をいうスタッフが1人でもいると、人間関係は確実に悪化しますよ。場合によっては、根拠のないうわさを流された側と、それを信じる側との対立構造が生まれることも……。

メリットが反感を買う原因になることも

クリニックは日勤がメインで休日も確定しているため、子育てや家族の介護をしている人にはとても働きやすい職場です。転職先として人気が高いんですが、そのメリットが反感を買う原因になることもありますよ。例えば、急病などやむを得ない事情で休むのは仕方がない、と受け入れる人が大半ですよね。でも、その状況が続くと仕事量やシフトが不公平だと感じるようになり、その人に対する印象が悪くなる場合があります。不満を抱えたままだと雰囲気も悪くなるため、人間関係も悪化してしまうでしょう。ギスギスした感じになるので、働きにくいと感じる人も出てくるはずです。